口からアンモニア臭?口臭の気になる原因は!

 

口臭が気になっている人って多いです。でも、口臭を改善することは簡単ではありません。

「歯医者で治療をしたのに…」

「毎食後きちんと歯磨きをしているのに…」

など。

どうしてこんなにも口臭が治らない人が多いのでしょうか?

何をしても口臭が改善しない場合には、どこかで菌が暴れているのかもしれません。

そこで今回は、気になる口臭のひとつ『アンモニア臭』について、日々の生活の中でできる予防や改善方法などを紹介していきたいと思います。

 

なぜ口臭は引き起こされるのか?

「歯磨きをちゃんとしているのに口から変な臭いがする。」

「食べ物や飲み物にも気を付けているのに息がくさい。」

「ストレスをためないようにしているのに口臭がひどい。」

このような口臭の原因は口の中だけじゃないかも!日々抱えている口臭問題を探っていこう。

 

原因はおおよそ3つ

口臭の原因はおおよそ3つあります。下のリストをご覧ください。

  1. 寝起きや空腹のとき、緊張したときに起こるもの。
  2. 飲食や喫煙によるもの。
  3. 何か身体の疾患が原因で起こるもの。

口臭には様々な原因が考えられます。日々気にしてケアを行っているはずなのに改善されない場合には、他の所に原因があるかもしれません。

 

口内細菌が原因

一般的に口内には1000億~2000億個もの菌が住んでいるとされ、歯をあまり磨かない人だと6000億~1兆個ぐらいに増えるといわれています。

菌の種類は700種以上にも及び、私たち人間の口内ではみなさんが想像している以上の菌が繁殖しています。

そのなかでも口臭や虫歯に大きくかかわっている菌は2つあります。その2つについて順番に見ていきましょう。

ミュータンス菌

ミュータンス菌はプラーク(歯垢)を温床として増殖します。食べカスなどを養分に菌が繁殖したプラークはミュータンス菌にとって最適な環境です。

ラクトバチルス菌

ラクトバチルス菌は乳酸菌のひとつです。

ラクトバチルス菌は歯の表面に付着する力はありませんが、ミュータンス菌によって溶けた歯の中へ入り込んで、虫歯を進行させていく働きを持っています。

この2つの菌をコントロールすることによって虫歯や歯周病のリスクを低減し、口臭予防や改善をしていくことができます。

 

 

口の中のアンモニア臭の原因は?

特に気になるアンモニア臭の原因は?

口内環境を整えることで改善される可能性が高いです。みなさんは口内フローラという言葉をご存知でしょうか?

これから口内フローラと口内フローラの乱れが引き起こす歯周病について紹介していきたいと思います。

 

口内トラブルのもとは口内フローラに

口内フローラとは、善玉菌や悪玉菌などが口内で勢力争いを繰り広げている常在菌の生態系のことです。

生態系のバランスがとれていると、健康を維持するのに役立つとされています。通常口内フローラは、善玉菌優勢でバランスが保たれております。

しかし、口の中に食べカスが残っていたり、唾液の分泌が悪くなったり、歯垢がたまっていたりすると、悪玉菌が優勢になって口内フローラが乱れるのです。

そうなると、口の中に悪影響を及ぼす危険性のある歯周病菌や虫歯菌といった悪玉菌の働きが活発になります。

その結果、歯周病や虫歯が引き起こされ、アンモニア臭の原因となってしまうのです。

 

歯周病が原因?

歯周病は日本人の80%が罹患していると言われています。

このパーセンテージから見てもその感染力は恐ろしいもので、実はギネスブックにも「全世界で最も蔓延している病気は歯周病です。地球上を見渡しても、この病気の冒されていない人間は数えるほどしかいません。」と記されています。

軽度の歯周病であれば市販の歯磨き剤や薬剤でも効果がある場合がありますが、中等度以上の症状であれば、それらの商品で改善することは難しいです。

病状が進んでしまう前に一度、歯科医で見てもらうことで口の中の予防改善につながります。

 

口の中のアンモニア臭の予防改善方法は?

口内環境の乱れで多く引き起こされるアンモニア臭。乱れた口内環境を整える方法をいくつか紹介します。

ココアを飲む

ココアに豊富に含まれているポリフェノールの一種「リグニン」が口内環境を整える働きをしてくれます。

リグニンとは不溶性食物繊維で口内の悪玉菌の増加を抑える働きがあります。

リンゴやピーナッツなどにも含まれていますが、含有量でいえばココアがずば抜けて多いです。

 

緑茶でうがいをする

緑茶に多く含まれている苦みの成分であるポリフェノールのカテキンも、悪玉菌を抑えてくれる物質です。

カテキンには殺菌作用があり、口臭だけでなく虫歯の予防にも役立ちます。

口内フローラを整えるには、普通に淹れた緑茶よりもティースプーンに山盛り1杯程度の粉末緑茶を100mlの水かぬるま湯で溶き、ぶくぶくうがいをすると良いと言われています。

 

唾液を出す工夫をする

唾液はもともと、病気の原因となる細菌を洗い流すという役割を持っています。

1日に1L前後も分泌されると言われている唾液ですが、意識的に出すことで口内フローラを

整えましょう。唾液は水をよく飲んだり食べ物をよく噛んだり、舌の体操をすることで増やすことが可能です。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

みなさんが日ごろから気にしている口臭は口内環境の乱れから引き起こされている場合が多いです。特に嫌なアンモニア臭の発生はどうしても抑えたいですよね…。

いつまでも健康で清潔な状態を保つためにも日ごろから口内環境を整える努力がかかせません。

自分でできる口臭対策を行っても、なお口臭が気になる方は口の中に他のトラブルがないか医療機関で調べてもらうことをお勧めします。